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昭和用水 2

昭和用水は多摩大橋の北詰を流れていく。
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その先で用水は多摩川沿いに出る。
写真右の道路は多摩川の土手、個人宅から道路に出る小さな橋がいくつ
か架けられている。
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用水の水門、余水を多摩川に戻すために造られたもののようだ。
2018-05-01_84.jpg

水門を過ぎると、昭和用水は再び多摩川から離れ、昭島市福島町の住宅
や農地の間を抜けていく。
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新奥多摩街道を横断した先の用水。
2018-05-20_3.jpg

左岸から中沢堀が合流する。
中沢堀は東京の湧水57選に指定されている宮沢諏訪神社の湧水などを
水源とする河川であり、清流が流れ込む。
ここからしばらくの間、道沿いに石垣護岸が続く気持ちよい区間となる。
2018-05-20_7.jpg

用水には鯉も放たれ、農業用水とは思えない快適な水環境が保たれている。
2018-05-20_10.jpg

2018-05-20_13.jpg

しばらくすると水門が出現、ここで左側に水を分ける。
2018-05-20_14.jpg

こちらは分水路の様子。
2018-05-20_15.jpg

分水路は立川崖線下の農地に水を供給し、用水本流と同じく残堀川へと
水を落とす。
残堀川への合流地点は昭和用水本流が合流する地点より上流側、残堀川
の落差工(大滝)の辺りである。
2018-05-26_87.jpg

その先、右岸から数十メートル入ったところに大六天神社という小さな祠がある。
享保2年(1717)の史料にも出てくるため、それ以前から鎮座している
古社であるらしい。
2018-05-20_18.jpg

立川バスの折り返し所の裏を通る昭和用水。
2018-05-20_21.jpg

その先、昭和用水は新奥多摩街道沿いを流れていく。
写真で分かる通り、2本の水路が並行して流れているが、右側は昭和用
水本流、そして左側の水路は先ほど分水した分流から更に枝分かれした
水路が本流へと戻ってきたものである。
2018-05-20_25.jpg

新奥多摩街道沿いを数十メートルほど流れた後、再び街道と分かれ、富士
見町住宅と称する団地の中を流れていく。
2018-05-20_29.jpg

団地内では用水沿いを歩くことはできず、ジグザグに歩きながら用水を辿っ
ていくこととなる。
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2018-05-20_34.jpg

富士見町団地の先も、用水は住宅の間を抜けて行ってしまう。
仕方なく用水に並行する道路を歩き、途中の小公園でその流れを確認する
程度だ。
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そして昭和用水はその水を残堀川へと落とす。
残堀川は中流域で水が地中に浸み込み、普段は水が流れない川となってしまう。
そのため、ここ下流域を流れる水は昭和用水から流れ出た水ということになる。
2018-05-20_41.jpg

河川敷は雑草に覆われ、合流の様子を撮影することは難しかった。
数年前の冬季に残堀川を歩いた際、除草された同地点を撮影した写真が
あったので、掲載しておく。
2015-01-17_78a.jpg

《参考資料》
『あきしまの歴史散歩』 昭島市教育委員会



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善福寺川沿いのウォーキングから始め、東京や近郊の中小河川・用水・暗渠を巡る。
07年「善福寺川リバーサイドブログ」を綴り始め(14年6月閉鎖)、13年2月から当ブログを開始。

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