出水川

出水川(でみずがわ)西武拝島線の萩山駅付近を谷頭とする黒目川の支流で、
黒目川とは平成橋付近で合流する。
出水川の由来は「雨が降ると溢れるほどの水量となる」とされるが、「川水が翌
年まで持ち越さないでその年中に渇水となる」ことから不老川(としとらずがわ)
という別名もあるという。

萩山駅の北側には窪地があるが、それを上流方向へ辿っていくと、萩山公園
辿りつく。
公園内は木々が生い茂り、武蔵野の自然を残しているといった感じの公園である
が、その中に小さな凹んだ場所がある。
確かではないが、ここが谷頭である可能性は大きい。
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萩山駅北側の住宅地の中を進んでいく。
下の写真は、その住宅地の低地から、駅方向に向かって撮影したもの、明らかに
窪地となっている。
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参考文献とした『東村山の地名とそのいわれ』によると、かつてこの辺りはオオ
カミ窪と称したという。
「出水川の上手にある大きな窪」というのが、そのオオカミ窪の言われという。

谷筋は住宅街を北東方向へと進み、西武新宿線と交差する。
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西武新宿線を越えると、右手に小平霊園を見ながら道路を進む。
小平霊園は65万平方米という広大な敷地を持つ霊園であり、昭和23年に開設
された。
園内には野口雨情、壺井栄、宮本百合子、伊藤整らも眠る。
また、黒目川の水源であるさいかち窪は、霊園内の北側に位置する。
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新青梅街道を越えると、出水川は開渠となる。
水は流れているが、水量は少ない。
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川辺にある突出したマンホール。
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出水川は恩多町の住宅地の間を縫うように流れていく。
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下の写真は冬期に訪れた時の出水川、水は全く流れておらず涸れ川である。
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恩田町1-25付近の数十メートルほどの区間では川沿いに道路が並行するが、
出水川では川沿いの道はほとんどなく、近くの道路を迂回する形となる。
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川の右手に煙突が見えてくる。
清瀬市、東久留米市及び西東京市のごみの中間処理施設として設置された柳泉
園組合
で、その余熱を利用した室内プールや入浴施設があり、また周囲には野球
場やテニスコートなどの厚生施設もある。
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迂回しながら更に出水川を辿る。
新宮橋という横には小さな祠がある。
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その新宮橋で開渠は終わり、その先はコンクリート蓋暗渠が続く。
暗渠の上には花壇が設けられている。
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暗渠沿いにはこんな竹林もあり、ちょっとした清涼感も味わえる。
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本村小学校の西側を通り、平成橋の上流数十メートルの地点で黒目川と合流する。
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Author:リバーサイド
善福寺川沿いのウォーキングから始め、東京や近郊の中小河川・用水・暗渠を巡る。
07年「善福寺川リバーサイドブログ」を綴り始め(14年6月閉鎖)、13年2月から当ブログを開始。

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