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《番外編》 石神井川桜ガイド

石神井川沿いの桜は、東京の桜の名所の一つとして取り上げられるこ
ともあり川沿いに桜並木が続く場所が上流から下流までいくつも存在する。
石神井川は小金井公園の北を上流端として流れが始まるが、最上流部
では住宅などの間を抜けることが多く川沿いを歩くことは殆どできない。
そこでここでは川沿いの遊歩道が始まる東伏見付近から紹介することにする。
なお石神井川では上流から中流部にかけて河川整備工事が進んでいる。
場合によっては桜の伐採などが行われ、今後状況が変わる場合もあるこ
とをご了承願いたい。

◆ 東伏見~石神井
東伏見稲荷神社脇の東伏見橋から始めるが溜渕橋までは整備された護
岸が続き、ここの区間には桜はない。
溜渕橋の先、石神井川は武蔵関公園沿いを流れていく。
公園内には富士見池があり、池沿いに桜が所々に植えられている。
ただし、桜はポツンポツンと花を咲かせている程度。
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武蔵関公園を出ると石神井川は西武新宿線と並行するが、その400メートル
ほどの区間で桜並木が続く。
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ここは桜とともに電車を撮影できる鉄道撮影地としても有名。
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武蔵関駅の北側、川は住宅街の中を進む。
桜は橋の袂に植えられている程度。
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次に桜並木が出現するのは上石神井アパート沿いの区間。
ただこの付近でも河川整備工事が始まっており、余談を許さない。
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その先は整備工事が終了し新しい護岸が続くが、桜は殆どない。
僅かに小ヶ谷戸橋脇の石神井緑地という小公園に数本の桜が見られる程度。
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上御成橋から先、石神井公園団地脇にも、以前は見事な桜があり、
川へと延びる枝が川沿いの遊歩道の通行の障害になるほどであった。
しかし、河川整備によって桜は伐採され、味気なくなってしまった。
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蛍橋脇のさくらの辻公園内に僅かに桜が数本残されている。
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◆ 石神井~豊島園
茜歩道橋から先、新しい護岸が続くが、遊歩道脇に桜が植えられている。
工事後に植樹されたのだろうか、若木が多い。
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山下橋から先、石神井川は沿いには広い遊歩道が設けられ、両岸には桜が
植えられている。
石神井公園にも近く、公園への散策を兼ねて花見をする人々も多くみられる。
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笹目通りを越えて石神井川は北へ向きを変えるが、そこにも多くの桜を
見ることが出来る。
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練馬高野台駅の東で西武池袋線と交差した後も、桜並木は更に目白通りまで続く。
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目白通りと環八が交差する練馬中央陸橋脇の貫井橋から先は、桜が途絶える。
わずかに個人宅の庭に植えられた桜などが確認できる程度。
この区間では、川の両岸に一般道が並行し、桜を植える余地がない。
僅かに一般家屋の敷地内などに植えられた桜を見るだけになる。
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◆ 豊島園~中板橋
豊島園を迂回して下流側へと出ると、南宮橋付近から左岸に桜並木が始まる。
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練馬区総合運動場脇を流れる石神井川沿いに桜並木が続く。
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新大橋で一旦、桜並木は途切れるが、高稲荷公園から先、今度は右岸に
桜並木が始まる。
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この辺りは地下鉄氷川台駅にも近く、散策する人も多い。
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やがて城北中央公園に達する。
川沿いの公園には芝生広場もあり、シートを広げて花見を楽しむことができる。
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城北中央公園を過ぎると、暫く桜はない。
マンション前に植えられた桜などを見る程度となる。
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環七および川越街道を越え、東武東上線の鉄橋の手前、左岸に桜並木を
確認することが出来る。
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◆ 中板橋~板橋~王子~隅田川合流
東上線のガードを潜ると、素晴らしい桜並木の風景が展開する。
ここから、板橋を越えて王子までは桜が絶えることなく続き、石神井川の桜
として紹介される場所であり、石神井川の桜のハイライトともいうべき区間である。
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川沿いは花見客で賑わい、石神井川に架かる橋の上では多くの人々がそ
の風景を写真におさめている。
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板橋で中山道と交差した先も、桜並木は更に続く。
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こちらは旧河川道跡に造られた小公園。
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加賀地区を流れていく石神井川、桜が続き飽きさせない。
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石神井川は次第に音無渓谷に入っていく。
川は深くなり、その上に架かるように咲く桜は見ごたえがある。
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川沿いの公園は花見を楽しむ人々が多く、賑わいをみせている。
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こちらは遊歩道、板橋から王子までゆっくり歩いても1時間もかからないため、
花見散策コースとして最適、実際花を楽しみながら歩く人も多い。
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埼京線のガードを潜った後も、桜並木はなおも続く。
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遊歩道脇の花壇に咲いていた菜の花。
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渓谷沿いに桜が続き、見事な風景が続く。
都内の他の河川とは違った趣があり、ぜひともお勧めしたい散策コースだ。
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京浜東北線王子駅手前の音無親水公園も花見宴会スペースとして利用
されている。
王子付近の桜の名所と言えば、飛鳥山公園が有名であり花見客で混むが、
こちらは穴場なのかもしれない。
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王子駅を過ぎると桜は殆どない。
僅かに川沿いの学校の校庭などに桜を確認することが出来る程度。
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石神井川最下流の桜は豊石橋・新堀橋付近に咲く数本の桜。
この先で石神井川は隅田川へと注ぐ。
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目次
  
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《番外編》 二ヶ領用水桜ガイド

川崎市を南武線沿いに南北に縦断する二ヶ領用水、水路沿いは川崎の桜の
名所ともなっている。
本記事では開渠として流れている二ヶ領用水本流、宿河原堀、および川崎堀
沿いの桜を紹介しよう。
※ 二ヶ領用水を二週にわたり歩いてみましたが、後半は散り気味になってし
  まい、一部、綺麗な桜がお見せできなくなってしまったことをご了承ください。

◆ 二ヶ領用水本流
二ヶ領用水本流は稲田堤・中野島間にある上河原堰から、久地の平瀬川合
流地点までの区間である。

上河原堰からスタートすると、すぐに右手の川崎市上下水道局稲田取水所
沿いに桜が立ち並ぶ。
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取水口から200メートルほど行くと、二ヶ領用水は三沢川を潜る。
その手前には除塵機があり、桜の花びらが溜まっている。
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さらに150メートルほど行くと南武線と交差する。
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こちらは旧三沢川が二ヶ領用水に合流する辺り。
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二ヶ領用水上流部では宿河原堀のように桜並木が延々と続く
というわけではなく、所々に数本の桜が植えてあるという様相である。
それでも、それぞれに異なる風景を見せてくれて飽きない。
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ようやく紺屋前橋付近からは桜並木が続き、水路沿いには提灯も飾られている。
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紺屋前堰跡では、芝生の斜面が桜の花弁の絨毯と化していた。
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山下川が合流した後も数百メートルほど桜並木は続く。
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県道と交差する手前で、二ヶ領用水は三面コンクリート張りの無機質な中小
河川と様変わりするが、その後は川沿いには全くといっていいほど桜はなくなる。
僅かに藤子・F・不二雄ミュージアム前に1本の桜が立っているのと、久地駅
の先、久地さくら緑地と称する小公園に数本の桜が立っているだけとなる。
写真はミュージアム前の桜、川沿いの柵にドラえもんのシルエットが施されている。
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◆ 宿河原堀
登戸の東、400メートルほど東の宿河原堰から久地に向かう宿河原堀の桜、
ほぼ全域にわたり桜並木が続く。
二ヶ領用水の桜の名所と言えば、一般的にここの桜を指す。

その桜は早くも多摩川河川敷から始まる。
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水路沿いに見事な桜並木が続く。
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南武線が宿河原堀を渡る鉄橋、桜の時期には南武線の撮影の名所として
挙げられる。
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水路脇に立つ川崎歴史ガイドの説明によれば、昭和33年、地元有志の手
でおよそ3kmの区間、両岸に400本あまりが植えられたという。
それから六十年ほど経った現在、見事な桜並木として我々の目を楽しませ
てくれているわけだ。
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遊歩道は所々、花見客に占領されている。
おそらく近隣の人々の毎年恒例の楽しみになっているのであろう。
ここは地元の方に譲って、水路脇の道を歩いていきたい。
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桜並木は東名高速と交差する地点まで続く。
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宿河原堀はその先、数百メートルほどで本流に合流するが、その区間には
桜はない。

◆ 川崎堀
久地円筒分水から溝の口、武蔵小杉を経て、鹿島田に至る川崎堀、現在は
環境用水路の色彩が強く、水路沿いには木々が植えられており、こちらも
花見ウォークとしてお勧めのコースだ。

まずは始点の久地円筒分水。
敷地内には桜は3本のソメイヨシノが植えられてだけだが、枝が伸び、円筒
分水の周囲は緑地があり、花見客も見られる。
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国道246号線の手前がら桜が始まり、国道を渡ると枝垂れ桜の桜並木が続く。
写真は国道の跨ぐ歩道橋から眺めた桜並木。
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東急田園都市線と交差した後も枝垂れ桜の並木は続く。
ソメイヨシノよりやや開花時期は遅いようだ。
桜並木は境橋まで続く。
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第三京浜との交差前後は桜がなくなるが、中原区宮内に入ると桜が再び続
くようになる。
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ピンクの桜に交じって紅い花が所々に目立つが、これは「黒川矢口」という
花桃の代表的品種だそうだ。
中原は大正から昭和にかけて桃の産地だったようで、地元有志の会が桃
の里であったことを後世に伝えるべく、植樹しているようだ。
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こちらは「菊桃」という花桃。
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いろいろな桜や桃など、ピンクや紅白の花が続き、見ていて飽きない。
ソメイヨシノの桜並木だけではなく、色々な種類の花が続くというものもいい。
種類によって花期も異なるので、長く楽しめるのかもしれない。

武蔵小杉の高層ビル群が遠くに見えてくる。
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紅い黒川矢口の向こうに咲く白い花桃は「残雪枝垂れ」。
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中原街道を渡った先の水路沿いに今井上町緑道が続き、桜並木が現れる。
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南武線の高架橋を望む。
南武線を越えた後、右に渋川が分かれるが、渋川沿いにも今井桜、住吉桜
と呼ばれる桜の名所がある。
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渋川には折れずそのまま直進する。
川崎堀は武蔵小杉の南側を流れていき、こちらにも所々に桜が連なる。
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川崎堀が中原平和公園を通っていく。
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中原平和公園を過ぎると、暫く桜は見られない。
僅かに新幹線の高架脇に桜が水路へと枝を伸ばしていた。
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JR横須賀線との交差後、再び桜並木が始まる。
平間の閑静な住宅街の中を800mほど桜並木は続き、花見ウォークを楽し
むことができる。
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その桜並木は、府中街道と交わる鹿島田橋まで続く。
川崎堀はその先、南武線と交差し、開渠としての二ヶ領用水は終わる。
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《番外編》 野川桜ガイド

国分寺市の日立中央研究所を水源として、二子玉川に注ぐ野川。
特に上流部から中流域にかけては、随所に桜並木があり、桜を見ながらの散策
は飽きさせない。

◆ 上流端~野川公園
野川の源流域である日立中央研究所、年2回の一般公開のうち、春の公開では
水源の大池に咲く桜を鑑賞することができる。
(写真は2010年公開のもの)
ただ公開日は前もって決められるため、桜の開花状況によっては残念な場合も
ある。
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大池を出たあと、しばらくは川沿いの道は無い。
河川改修が施された鞍尾根橋(東経大の東南)から、野川沿いに素晴らしい
桜並木が始まる。
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川沿いの歩道にも桜の枝が広がる。
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暗渠となる前原小学校の上流付近の桜並木。
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小学校の暗渠を迂回した先には、オオシマザクラなどが咲き誇る。
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小金井街道との交差の先、川沿いに桜の木が点在する。
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天神橋の下流からは枝垂れ桜の並木が小金井新橋まで続く。
河川敷は住民のよい散歩道である。
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国分寺崖線の下を流れる野川は、自然に富んでいるため、野鳥が多い。
写真は川沿いの桜の枝で、さえずっているウグイス。
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小金井新橋の先からは武蔵野公園。
公園内の川沿いは桜はそれほど多くはない。
崖線下のエリアに何本かの桜を見ることができる。
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続いて二枚橋の先からは、野川公園。
こちらも川沿いの桜は少ない。
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但し公園内には芝生が広がり、ビニールシートを広げて花見をできるスペース
は豊富だ。
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公園の中央を通る東八道路沿いにも桜が続く。
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◆ 大沢~京王線鉄橋
野川公園を出ると河川敷には菜の花が咲き乱れる。
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桜並木というほどではないが、随所に桜を見ることができる。
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川面には花筏が流れる。
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野川の特徴として河川敷に遊歩道が続くが、その河川敷が絶好の
宴会会場となっている。
これは23区内の都市河川にはあまり見られない光景でもある。
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榎木橋から細田橋へとつづく650mの桜並木は、ライトアップされることで有名。
近隣のアーク・システムという照明機材のレンタル会社が行っている地域住民
向けのイベントである。
ただ、一夜限りのものであり実施日も直前に発表されるので、同社のサイト
などでチェックしておく必要がある。
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甲州街道を過ぎて、京王線の鉄橋付近でもきれいな桜を眺めることができる。
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◆ 京王線鉄橋~二子玉川
京王線鉄橋の先は桜が部分的に点在する程度となってしまう。
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写真左手の新築マンションには、桜の若木が植えられている。
何年か後には立派な桜になることを期待したい。
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次に桜並木が見られるのは、成城と喜多見の間にある野川緑道・きたみふれ
あい広場である、
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周辺住民の良き散歩道となっており、花見がてらに散歩する人々も多い。
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しかし、世田谷通りを過ぎるとますます桜は少なくなる。
次大夫堀公園の入口や水道橋の橋詰(写真)に確認できる程度。
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こちらは東名高速との交差先にある桜。
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天神森橋の先、多摩堤通り沿いに街路樹として植えられている桜。
写真奥に見える歩道橋の先で、支流の仙川が合流する。
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吉沢橋付近にある桜が野川沿いでは最下流の桜となる。
この先、多摩川河川敷に近づくが桜は確認できなかった。
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《番外編》 仙川桜ガイド

仙川は小金井市から流れる河川であるが、上流域は殆ど水が流れない。
このガイドでは仙川に水が流れる野川宿橋からを追ってみる。

◆ 野川宿橋~京王線橋梁
人見街道の野川宿橋脇に水循環施設があり、そこから放流されている。
川岸には菜の花が咲き乱れ、春を感じさせてくれる。
菜の花は、この先も仙川の河川敷に続く。
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東八道路と交差し、左へとカーブすると、その先に仙川公園、そして丸池公園
(上流部)があるが、川沿いに桜並木が続く。
公園内はそれなりのスペースがあり、グループや家族連れがビニールシートを
敷いて花見を楽しんでいる。
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丸池公園の下流部にも数本の桜がある。
菜の花とのコントラストが綺麗である。
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丸池公園を過ぎると、しばらくの間、桜は殆ど見られない。
中央高速と交差後、更に進むと、右手に東部下水処理場があり、その敷地沿いに
桜が植えられ、桜並木を見ることができる。
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その先は、所々に点在する程度となる。
弁天橋手前には、川に枝を垂れ下げている老木もあり、見事である。
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京王線の橋梁手前の左岸には枝垂桜がある。
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◆ 京王線橋梁~小田急線橋梁
京王線の橋梁を過ぎると、その先、学校や幼稚園、マンションなどに桜を見るこ
とができる。
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祖師谷中橋の先、駒大野球部のグラウンド沿いにある桜並木。
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そのグラウンドの先、宮下橋からは祖師谷公園に入る。
川沿いだけではなく、公園内いっぱいに見事な桜が広がり、多くの花見客で賑わう。
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ここの桜は明治45年(1912)、尾崎東京市長が友好のためにワシントンへ贈っ
た桜の苗木を平成2年に栽植したもので、いわゆる里帰りをした桜であるという。

周辺の自治会が主体となる桜祭りも開かれ、近隣住民が弁当などを広げて、春
の休日を楽しむ。
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公園を抜け、鞍橋から下流には枝垂桜も植えられている。
桜並木とまではいかないが、徐々に川沿いの桜も増えてくる。
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仙川はその先、成城学園の敷地の中を流れていく。
川に面したグラウンド脇にも桜が植えられている。
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小田急線橋梁手前には、見事な桜が川に枝をのばしている。
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◆ 小田急線橋梁~野川合流部
小田急線橋梁から500mほど行った打越橋から、東宝スタジオ脇の桜並木が
始まる。
ここは、仙川流域の中でも、桜の名所として知られる場所でもある。
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川の両岸にはスタジオや住宅展示場などの敷地が迫っているため、ここでは川
沿いの遊歩道を歩いて楽しむスタイルとなる。
仙川には所々に段差があるため、静寂の中に水音が響き渡る。
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そしてこの区間では、夜間にライトアップが行われており、それも桜の名所として
ここが有名な理由でもある。
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夜桜をみながら散歩を楽しみ、また途中の橋の上では多くの人が夜桜にレンズを向
ける光景が見られる。
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世田谷通りの先は、再び所々に桜が見られる程度となってしまう。
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鳥居田橋の下流、100メートルほどの区間、遊歩道沿いに桜が見られるが、それ
が仙川沿いの最下流の桜であり、その先、多摩堤通りに達すると仙川は野川に合流
する。
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テーマ:東京 - ジャンル:地域情報

《番外編》 目黒川桜ガイド

※ この記事は旧ブログ(「善福寺川リバーサイド」)に掲載した桜ガイド(2012年)
  に加筆・修正し、再構成したものです。


桜の名所としては都内でも五指に入るのが、目黒川であろう。桜の季節になると、
必ずといっていいほど、マスコミにも取り上げられる。
有名な場所は中目黒周辺ではあるが、それ以外の区間でも桜並木は所々にあり、
延長の半分以上に桜並木がある。

◆ 池尻大橋~中目黒
国道246号線までの区間は緑道となっており、人工のせせらぎが道脇に流れ、
緑道の所々に桜が咲いている。
また、上流の北沢川緑道には桜並木があり、「北沢川緑道桜並木と代沢の桜祭り」
として『せたがや百景』(昭和59年世田谷区選定)の1つとして指定されている。
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せせらぎ沿いには、春の花々も植えられており、緑道を歩く人々の目を楽しませて
くれる。
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国道246号線を渡ると、有名な目黒川の桜並木が始まり、花見客がどっと増える。
田園都市線の池尻大橋駅から百メートルほどの場所であるため、アプローチも非常
によい。
下流の東横線の中目黒駅までの2kmほどの区間が一般的な花見のルートだ。
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左岸には首都高速の大橋JCTの巨大な建物もある。
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名所ともあって、素晴らしい桜並木が続き、桜を鑑賞しながら歩く人々で混雑する。
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何箇所かある橋の上では、多くの人が桜を背景にカメラや携帯で記念写真を撮影
してごった返している。
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中目黒に近づくにつれ、川沿いには洒落た飲食店が立ち並ぶ。
それらの店に入って飲食を楽しむほか、遊歩道沿いに立ち並ぶ出店で飲み物や
食べ物を購入して、飲み歩き・食べ歩きをするというスタイルとなる。
また、中目黒という土地柄のせいか、販売される酒類もワインなどが多い。
(遊歩道のため、シートを敷いて宴会を行うということはできない)
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◆ 中目黒~五反田  地図
東横線のガードを超えても駒沢通りまで桜並木続く。
その先は船入場と称する地点から川幅が広がり、再び両岸に桜並木が続く。
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相変わらず人は多いが、遊歩道の幅が広がった分、歩きやすくなる。
また目黒区民センター脇のふれあい橋は、川面からやや高い場所に架けられており、
上から桜を望むことが可能だ。
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目黒通りの目黒新橋を越えると、目黒雅叙園の青いビルが左岸に建ち、桜とのコント
ラストで映えて見える。
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また目黒雅叙園の前には僅かだがシダレザクラもあり、ソメイヨシノ以外の桜を
楽しむことができる。
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その先、東急目黒線の鉄橋で、池尻大橋から4km弱の間、続いてきた桜並木は
一旦、途絶える。
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その下流から五反田までの区間は疎らに桜の木がある程度。
また川沿いの遊歩道も終わり、自動車が通る一般道となってしまう。

目黒川は五反田駅近くを流れるが、五反田大橋脇には小公園があり、数本の桜を
見ることができる。
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◆ 五反田~河口
五反田の南側で山手線のガードを潜ると、その先に五反田ふれあい水辺広場が
広がる。
大崎の再開発で建てられた新しいビルやマンションが川沿いに建ち、そのせいか
この付近の桜は若木が多い。
また年末にはイルミネーションイベントも催され、「冬のサクラ」をイメージしたピンク
の光に包まれる。
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人通りは少なくなり、落ち着いて花見をしたい向きにはこちらがお勧めである。
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川には桜見物のための遊覧船が行きかう。
船は中目黒の南の船入場まで入ることができるので、このような光景を目にする
ことができる。
これも他の都市河川の花見とは異なる目黒川の特徴だろう。
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新幹線・山手線を越え、更に東海道線・京浜東北線と交差した先にも所々に桜を
見ることができる。
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桜並木は左岸にある東海寺沿いに続く。
ここも見事な桜並木であるが、ここまで来ると、付近の住民の方々が散歩がてらに
花見をしている程度となる。
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目黒川は京急線の新馬場駅の下を通る。
その先にも右岸に桜並木が続く場所がある。
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左岸沿いにある荏原神社の前にある赤い鎮守橋が桜並木に映える。
旧東海道の品川宿に近く、史跡散策をしながら桜を楽しむというのもいいかもしれ
ない。
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目黒川は東京湾に続く天王洲運河に流れ出て終わる。
その手前、昭和橋付近にも20本ほどの桜並木がある。
下の写真は運河に架かるアイル橋から、川の上流方向に向けて撮影したもので、
写真左側に見えるのが、その桜並木である。
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Author:リバーサイド
善福寺川沿いのウォーキングから始め、東京や近郊の中小河川・用水・暗渠を巡る。
07年「善福寺川リバーサイドブログ」を綴り始め(14年6月閉鎖)、13年2月から当ブログを開始。

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